フィッシャーのチェス(154)

フィッシャーのチェス(154)

第4部 手筋(続き)

第16章 開き攻撃(続き)

 バッテリーの射撃駒に対する攻撃は射撃駒がもう攻撃されなくなるまで動くことにより対処するのが普通である。プロブレム作家たちはバッテリー駒が逃げ続けるとどんなに愉快かを発表してきた。

J.ブロイアー(1955年)
 4手詰み

1.Bf3!

 1.Ba8 で解決すると簡単に考えてしまうところである。しかし黒が 1…Ra2 と狡猾に守ると(1…f5 は 2.Rg3+ から3手で詰むので駄目である)、2.Rg3+ Rg2 3.Rxg2 f5 4.Rg3+ Rc6 5.Bxc6# で1手余分にかかってしまう。

1…Rf5 2.Ba8! Rf2

 黒ルークはfポーンを動けなくしていたので、g2の地点に割り込むためにはこの受けしかない。しかしこの手は(前に出てきたビアンケッティのスタディのように)黒キングの動きを止めることにもなり次の手順が可能になった。

3.Rh2+ Kxg1 4.Rh1#

(この章続く)

2012年03月25日 コメントは受け付けていません。

カテゴリ: フィッシャーのチェス

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