ルイロペスの完全理解(69)

ルイロペスの完全理解(69)

第3章 交換型中原(続き)

3.2 戦術の狙い所(続き)

a2-g8の斜筋の弱点

 交換中原ではa2-g8の斜筋は素通しになっているかせいぜい1個のポーンによってさえぎられているに過ぎない。黒キングがほとんどいつもg8にいることを考えれば、白がそれにつけ込んでいくつかの襲撃の戦術を試みることができるのは容易に理解できる。しかしその襲撃を分類することは難しい。ここでは繰り返し現れる2、3の例を示すにとどめる。(図112)。

 図112

 この局面ではcポーンの障害物は黒の安全を保障するには十分でない。白は浮き駒の Nc6 と、…f7-f6 突きが最も単純な戦術の仕掛けを誘発していることにつけ込むことができる。Nxc4 bxc4、Qxc4+(図113)

 図113

 白は駒を取り返し2ポーンを得する。

 f7のポーン自体も黒キングの適切な防御を保障してはいない(図114)。

 図114

 例えばここでは白は Ng5 と指すことができる。その意図は …Re7(または …Rf8)のあと Nxf7 とナイトを切ることである。…Rxf7、Nf3 となった後(図115)

 図115

Nxe5 または Nxg5 の狙いがあり黒が危険な状態になる。

(この章続く)

2010年09月15日 コメントは受け付けていません。

カテゴリ: ルイロペスの完全理解

コメント

コメントは受け付けていません。


»
«