チェス布局の指し方[22]

チェス布局の指し方[22]

第2章 ポーンの重要性

2.2 ポーンの形

 均衡のとれたまたは対称的なポーンの形は引き分けっぽい局面になりやすいことがよく知られている。最も激しい布局定跡は不均衡なポーンの局面を作り出そうと努め勝つ可能性を高めている。不均衡な局面では二種類の多数派ポーンを区別すべきである。それは中原での多数派ポーンと側面での多数派ポーンである。

 図31(黒番)

 図31で白は双ビショップによってしっかり支援された立派な可動多数派ポーンを中原に持っている。ビショップは閉鎖的な局面が好きでない。しかしこの図のような開放的局面では双ビショップを持っていることは優勢の重要な要因である。白ポーンの迅速な前進により黒は自軍の協調が困難になる。1…Kd7 2.Rfe1 e6 3.Rad1 Nd8 4.Bf4 Rc8 5.c4 Re8

6.c5 Ke7 7.Bd6+ Kd7 8.b4 a6 9.Bg3 Re7 10.Bh4 f6

11.d5 exd5 12.Bg4+ Ne6 13.Rxd5+ Kc6 14.Rd6+ Kb5 15.Rb6+ 黒投了

(この章続く)

2010年07月26日 コメントは受け付けていません。

カテゴリ: チェス布局の指し方

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