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	<title>チェスの玉手箱</title>
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	<description>チェス関連のニュースから、チェス本の翻訳まで</description>
	<lastBuildDate>Sun, 20 May 2012 00:04:16 +0000</lastBuildDate>
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		<title>フィッシャーのチェス（２１０）</title>
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		<pubDate>Sun, 20 May 2012 00:04:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Yamagishi</dc:creator>
				<category><![CDATA[フィッシャーのチェス]]></category>

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		<description><![CDATA[第５部　着想（続き）
第２０章　読むだけ（続き）
　手始めにフィッシャーの指し手の背後にある着想がどのように２手手筋と同じくらい具体的で明快かを明らかにしていきたい。彼がある局面の対処で特定のやり方を選ぶ理由は、変化の羅列よりも一つの文で言い表すことができる。例えば・・・
パルマ対フィッシャー
ザグレブ、１９７０年
　22.Bxc4
　フィッシャーは序盤で１ポーン得になった。しかしこの局面をざっと見渡すと白が引き分けかそれ以上の結果になるように思われる。白の両ルークとビショップは素通しの筋に利いている。ビショップは黒の弱い二つのポーンに当たっている。白と黒のビショップは異色ビショップになっていて、白陣には弱い黒枡がない。ほとんどの選手は黒側を持てばここで 22&#8230;d5 と突いてｄポーンを「救い」白ビショップを当たりにするだろう。フィッシャーの受け取り方は「すべてを守ろうとしてもうまくいかない。試合を続けるためには反撃にかけなければならない。」
22&#8230;Re4! 23.Bxf7 Rf8!
　白ビショップに斜筋の選択を迫った。24.Bb3 はｂ列をふさいでしまう。そこで・・・
24.Bh5 Rxf4
　&#8230;Rh4 から &#8230;Be5 の危険な狙いによりｈ２のポーンが落ちるので、突然ｄポーンが守られている。黒のクイーン翼のポーンが滅亡する運命のように見えるけれども黒はキング翼での狙いによりこの試合に勝つことができた。
（この章続く）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b><big>第５部　着想</big></b>（続き）</p>
<p><b><big>第２０章　読むだけ</big></b>（続き）</p>
<p>　手始めにフィッシャーの指し手の背後にある着想がどのように２手手筋と同じくらい具体的で明快かを明らかにしていきたい。彼がある局面の対処で特定のやり方を選ぶ理由は、変化の羅列よりも一つの文で言い表すことができる。例えば・・・</p>
<p>パルマ対フィッシャー<br />
ザグレブ、１９７０年<br />
<img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YFC220.jpg" alt="" title="YFC220" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10101" />　22.Bxc4</p>
<p>　フィッシャーは序盤で１ポーン得になった。しかしこの局面をざっと見渡すと白が引き分けかそれ以上の結果になるように思われる。白の両ルークとビショップは素通しの筋に利いている。ビショップは黒の弱い二つのポーンに当たっている。白と黒のビショップは異色ビショップになっていて、白陣には弱い黒枡がない。ほとんどの選手は黒側を持てばここで 22&#8230;d5 と突いてｄポーンを「救い」白ビショップを当たりにするだろう。フィッシャーの受け取り方は「すべてを守ろうとしてもうまくいかない。試合を続けるためには反撃にかけなければならない。」</p>
<p><b><font color=red>22&#8230;Re4! 23.Bxf7 Rf8!</font></b></p>
<p>　白ビショップに斜筋の選択を迫った。24.Bb3 はｂ列をふさいでしまう。そこで・・・</p>
<p><b><font color=red>24.Bh5 Rxf4</font></b></p>
<p>　&#8230;Rh4 から &#8230;Be5 の危険な狙いによりｈ２のポーンが落ちるので、突然ｄポーンが守られている。黒のクイーン翼のポーンが滅亡する運命のように見えるけれども黒はキング翼での狙いによりこの試合に勝つことができた。</p>
<p>（この章続く）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>フィッシャーのチェス（２０９）</title>
		<link>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10098</link>
		<comments>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10098#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 19 May 2012 00:19:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Yamagishi</dc:creator>
				<category><![CDATA[フィッシャーのチェス]]></category>

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		<description><![CDATA[第５部　着想
第２０章　読むだけ
　着想のないチェスは無味乾燥でもっと悪いことに面白みがない。チェスに飽きた選手はたぶん能力が頭打ちになっているのだろう。彼に見える最初の手が通常彼の指す手になる。彼は手筋をすべて習得し布局定跡と収局常形を理解していると感じている。しかし大局観による指し方の巧妙さがもどかしくなっていて、すべての局面からもっと何かを引き出そうとする時間が割に合わないと感じている。そのような選手に突きつけることのできる最も辛辣な批判は「彼には何も着想がない」である。フィッシャーはよくこの描写をずばり用いていた。
　コンピュータにとって最も定義しにくいのはチェスの局面の背後にある着想である。戦術は着想ではなく、着想の実行である。この文脈における着想とはいろいろな戦術の可能性を考慮し評価することである。以降の章ではポーンの使用に対する駒の使用の評価、延びすぎとなる可能性に対する陣地の広さの価値、手損に対するポーンあさりの戦力得など、広範な分類を考えていく。
（この章続く）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b><big>第５部　着想</big></b></p>
<p><b><big>第２０章　読むだけ</big></b></p>
<p>　着想のないチェスは無味乾燥でもっと悪いことに面白みがない。チェスに飽きた選手はたぶん能力が頭打ちになっているのだろう。彼に見える最初の手が通常彼の指す手になる。彼は手筋をすべて習得し布局定跡と収局常形を理解していると感じている。しかし大局観による指し方の巧妙さがもどかしくなっていて、すべての局面からもっと何かを引き出そうとする時間が割に合わないと感じている。そのような選手に突きつけることのできる最も辛辣な批判は「彼には何も着想がない」である。フィッシャーはよくこの描写をずばり用いていた。</p>
<p>　コンピュータにとって最も定義しにくいのはチェスの局面の背後にある着想である。戦術は着想ではなく、着想の実行である。この文脈における着想とはいろいろな戦術の可能性を考慮し評価することである。以降の章ではポーンの使用に対する駒の使用の評価、延びすぎとなる可能性に対する陣地の広さの価値、手損に対するポーンあさりの戦力得など、広範な分類を考えていく。</p>
<p>（この章続く）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>「ヒカルのチェス」（２６９）</title>
		<link>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10094</link>
		<comments>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10094#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 18 May 2012 00:08:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Yamagishi</dc:creator>
				<category><![CDATA[ヒカルのチェス３]]></category>

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		<description><![CDATA[「Chess」2012年2月号(1/4)

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
レッジョエミーリア
しくじりの悲劇はアニシュ・ギリの初めての超一流大会優勝で終わる

　第５４回レッジョエミーリア大会がクリスマスから新年にかけて開催され、１７歳のＧＭアニシュ・ギリがオランダ選手として初優勝を飾った。意外だったのはギリが優勝したことよりも、ナカムラがずっと突っ走っていながら最後の３戦で悲劇的な３連敗をきっして優勝を逃したことだった。これさえも超一流ＧＭの最悪のメルトダウンではなかった。ワシリー・イワンチュクは大会中盤で放心の４連敗をきっし、その中のあきれた１局では発狂したかと思わせるほどだった。
　「ロンドンチェスクラシック人」の一人はオリンピアからの仲間がクリスマスの晩餐を楽しんでいるに違いない間にまた大会に参加した。ヒカル・ナカムラは短期間に３回連続大きな大会に参加するために北イタリアの古都にはるばるやって来た。この大会にはロンドンの大会に参加した２８００超の超一流はいなかったが、それでもイワンチュクとモロゼビッチは二人とも彼よりレイティングが上なので（この大会時点での１１月の順位でも、翌２０１２年１月の順位でも）かなり厳しい顔ぶれだった。神童のファビアノ・カルアナとアニシュ・ギリもいたし、あまり知名度はないがそれでも高いレイティングの二キータ・ビチュゴフもいた。
　ナカムラはビチュゴフ戦の快勝で第１回戦でモロゼビッチと並んだ。
レッジョエミーリア、２０１１年１２月
Ｎ．ビチュゴフ &#8211; Ｈ．ナカムラ

31.e4?!
　白はポーン損で苦境にいるが、それでもこの手は黒のうまい清算で勝利への道を容易にさせてしまった。
31&#8230;Nf4! 32.Rxd8
　32.Bxe6? は 32&#8230;Ne2+ で破滅する。
32&#8230;Rxc4! 33.Bxf4 Kxd8 34.exf5
　34.Bxh6 なら 34&#8230;fxe4
34&#8230;Bxf5

35.Be3
　35.Bxh6 c2 36.g4 Be4 でビショップでｃ１のルークに紐をつけておく方がましだったが、黒はａ４のポーンを取ることができ、連結３パスポーンで白を圧倒するだろう。
35&#8230;c2 36.g4 Be4 37.Bb6+ Kd7 38.Bxa5? Rd4 0-1

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
（この号続く）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><font color=blue><b><big>「Chess」2012年2月号</big></b></font>(1/4)</p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YHC269A.jpg" alt="" title="YHC269A" width="371" height="524" class="alignnone size-full wp-image-10089" /></p>
<p><font color=blue>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</font></p>
<p><b><big>レッジョエミーリア</big></b></p>
<p><b>しくじりの悲劇はアニシュ・ギリの初めての超一流大会優勝で終わる</b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YHC269B.jpg" alt="" title="YHC269B" width="506" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10090" /></p>
<p>　第５４回レッジョエミーリア大会がクリスマスから新年にかけて開催され、１７歳のＧＭアニシュ・ギリがオランダ選手として初優勝を飾った。意外だったのはギリが優勝したことよりも、ナカムラがずっと突っ走っていながら最後の３戦で悲劇的な３連敗をきっして優勝を逃したことだった。これさえも超一流ＧＭの最悪のメルトダウンではなかった。ワシリー・イワンチュクは大会中盤で放心の４連敗をきっし、その中のあきれた１局では発狂したかと思わせるほどだった。</p>
<p>　「ロンドンチェスクラシック人」の一人はオリンピアからの仲間がクリスマスの晩餐を楽しんでいるに違いない間にまた大会に参加した。ヒカル・ナカムラは短期間に３回連続大きな大会に参加するために北イタリアの古都にはるばるやって来た。この大会にはロンドンの大会に参加した２８００超の超一流はいなかったが、それでもイワンチュクとモロゼビッチは二人とも彼よりレイティングが上なので（この大会時点での１１月の順位でも、翌２０１２年１月の順位でも）かなり厳しい顔ぶれだった。神童のファビアノ・カルアナとアニシュ・ギリもいたし、あまり知名度はないがそれでも高いレイティングの二キータ・ビチュゴフもいた。</p>
<p>　ナカムラはビチュゴフ戦の快勝で第１回戦でモロゼビッチと並んだ。</p>
<p>レッジョエミーリア、２０１１年１２月<br />
<b>Ｎ．ビチュゴフ &#8211; Ｈ．ナカムラ</b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YHC269C.jpg" alt="" title="YHC269C" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10091" /></p>
<p><b><font color=red>31.e4?!</font></b></p>
<p>　白はポーン損で苦境にいるが、それでもこの手は黒のうまい清算で勝利への道を容易にさせてしまった。</p>
<p><b><font color=red>31&#8230;Nf4! 32.Rxd8</font></b></p>
<p>　32.Bxe6? は 32&#8230;Ne2+ で破滅する。</p>
<p><b><font color=red>32&#8230;Rxc4! 33.Bxf4 Kxd8 34.exf5</font></b></p>
<p>　34.Bxh6 なら 34&#8230;fxe4</p>
<p><b><font color=red>34&#8230;Bxf5</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YHC269D.jpg" alt="" title="YHC269D" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10092" /></p>
<p><b><font color=red>35.Be3</font></b></p>
<p>　35.Bxh6 c2 36.g4 Be4 でビショップでｃ１のルークに紐をつけておく方がましだったが、黒はａ４のポーンを取ることができ、連結３パスポーンで白を圧倒するだろう。</p>
<p><b><font color=red>35&#8230;c2 36.g4 Be4 37.Bb6+ Kd7 38.Bxa5? Rd4 0-1</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YHC269E.jpg" alt="" title="YHC269E" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10093" /></p>
<p><font color=blue>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</font></p>
<p>（この号続く）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>フィッシャーのチェス（２０８）</title>
		<link>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10085</link>
		<comments>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10085#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 17 May 2012 23:56:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Yamagishi</dc:creator>
				<category><![CDATA[フィッシャーのチェス]]></category>

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		<description><![CDATA[第４部　手筋（続き）
第１９章　防御のために（続き）
　次の面白い局面でナイトはクイーン翼のポーンの守りで同じような楯の役割を果たしている。しかしそれ以上のことができたはずだった。
メキング対フィッシャー
ブエノスアイレス、１９７０年
　30.Qc1
　フィッシャーは彼にしては珍しい際どい捨て駒で一見膠着状態のこの局面に持ち込んでいた。白はａ５のナイトのためにクイーン翼で進展を図ることができない。そしてフィッシャーは 30&#8230;Bc4 31.Qc2 Bb3 で千日手による引き分けを選んだ。その考えはルークの進入を許すような交換を黒が強いることができそうもないということだった。しかし手段はあるものである。
30&#8230;Nc4! 31.Qb1 Nd2! 32.Qc1 Bc4 33.Qa3
　33.Qc2 は実戦と似ているが 33&#8230;Bxe2 にキングで取り返さなければならず（ナイトがクイーンのｅ２への利きを遮断している）、34&#8230;Nc4 でルークのｄ２の地点への侵入が防げず黒の勝ちになる。
33&#8230;Bxe2 34.Kxe2 Nc4
　クイーンがぶらつき回ればルークを取られるのでそうできない。フィッシャーの「たら・れば」だった。
（この章・部終わり）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b><big>第４部　手筋</big></b>（続き）</p>
<p><b><big>第１９章　防御のために</big></b>（続き）</p>
<p>　次の面白い局面でナイトはクイーン翼のポーンの守りで同じような楯の役割を果たしている。しかしそれ以上のことができたはずだった。</p>
<p>メキング対フィッシャー<br />
ブエノスアイレス、１９７０年<br />
<img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YFC219.jpg" alt="" title="YFC219" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10084" />　30.Qc1</p>
<p>　フィッシャーは彼にしては珍しい際どい捨て駒で一見膠着状態のこの局面に持ち込んでいた。白はａ５のナイトのためにクイーン翼で進展を図ることができない。そしてフィッシャーは 30&#8230;Bc4 31.Qc2 Bb3 で千日手による引き分けを選んだ。その考えはルークの進入を許すような交換を黒が強いることができそうもないということだった。しかし手段はあるものである。</p>
<p><b><font color=red>30&#8230;Nc4! 31.Qb1 Nd2! 32.Qc1 Bc4 33.Qa3</font></b></p>
<p>　33.Qc2 は実戦と似ているが 33&#8230;Bxe2 にキングで取り返さなければならず（ナイトがクイーンのｅ２への利きを遮断している）、34&#8230;Nc4 でルークのｄ２の地点への侵入が防げず黒の勝ちになる。</p>
<p><b><font color=red>33&#8230;Bxe2 34.Kxe2 Nc4</font></b></p>
<p>　クイーンがぶらつき回ればルークを取られるのでそうできない。フィッシャーの「たら・れば」だった。</p>
<p>（この章・部終わり）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>フィッシャーのチェス（２０７）</title>
		<link>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10081</link>
		<comments>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10081#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 16 May 2012 23:55:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Yamagishi</dc:creator>
				<category><![CDATA[フィッシャーのチェス]]></category>

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		<description><![CDATA[第４部　手筋（続き）
第１９章　防御のために（続き）
　フィッシャーがまだかなり優勢だったにもかかわらずケレスは決め手を与えず次の局面に達した。ここで彼は再び敵クイーンから身を守るやり方を披露した。
ケレス対フィッシャー
キュラソー、１９６２年
　56.Nf1
　ポール・モーフィーについてのどの本や記事も彼の「才気」、展開の重要性の理解、それに布局の鋭さを強調している。フィッシャーはモーフィーの同時代人に対する最大の強みが正確さであることを初めて指摘した。この局面でフィッシャーは正確な 56&#8230;Rxa3 を逃したことで自分自身を叱責した。この手の意味はあとで &#8230;Ra1 と指したとき黒がナイトを守らなければならないので重要な先手をかせぐことができるということである。フィッシャーはいみじくも「下手（へぼ）はチェックが見えるとチェックする」と言った。
56&#8230;Rh3+ 57.Kg1 Rxa3 58.d5 g3 59.Bd7!
　この受けの妙手は &#8230;Ra1 がもう先手にならずルークがｆ列に回れないので可能になった（白キングがｈ１にいたら &#8230;Ra1 に Kg2 が必然で、&#8230;Ra2+ から &#8230;Qf6 のあとルークがｆ２に行ける［訳注　56&#8230;Rxa3 57.d5 g3 58.Bd7 Ra1 59.Kg2 Ra2+ 60.Kg1 Qf6 61.Bf5 Rf2］）。ビショップがここに行った意図は黒クイーンを Bf5 で遮断して黒クイーンにｃ５の地点でチェックさせないようにしてｄポーンを突けるようにするためである。込み入っているが論理的でうまく働く。
59&#8230;Ra1 60.Bf5! Qf6
　結局引き分けに終わった（結末は第７章「がさつなクイーン」を参照）。
（この章続く）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b><big>第４部　手筋</big></b>（続き）</p>
<p><b><big>第１９章　防御のために</big></b>（続き）</p>
<p>　フィッシャーがまだかなり優勢だったにもかかわらずケレスは決め手を与えず次の局面に達した。ここで彼は再び敵クイーンから身を守るやり方を披露した。</p>
<p>ケレス対フィッシャー<br />
キュラソー、１９６２年<br />
<img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YFC218.jpg" alt="" title="YFC218" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10080" />　56.Nf1</p>
<p>　ポール・モーフィーについてのどの本や記事も彼の「才気」、展開の重要性の理解、それに布局の鋭さを強調している。フィッシャーはモーフィーの同時代人に対する最大の強みが正確さであることを初めて指摘した。この局面でフィッシャーは正確な 56&#8230;Rxa3 を逃したことで自分自身を叱責した。この手の意味はあとで &#8230;Ra1 と指したとき黒がナイトを守らなければならないので重要な先手をかせぐことができるということである。フィッシャーはいみじくも「下手（へぼ）はチェックが見えるとチェックする」と言った。</p>
<p><b><font color=red>56&#8230;Rh3+ 57.Kg1 Rxa3 58.d5 g3 59.Bd7!</font></b></p>
<p>　この受けの妙手は &#8230;Ra1 がもう先手にならずルークがｆ列に回れないので可能になった（白キングがｈ１にいたら &#8230;Ra1 に Kg2 が必然で、&#8230;Ra2+ から &#8230;Qf6 のあとルークがｆ２に行ける［訳注　56&#8230;Rxa3 57.d5 g3 58.Bd7 Ra1 59.Kg2 Ra2+ 60.Kg1 Qf6 61.Bf5 Rf2］）。ビショップがここに行った意図は黒クイーンを Bf5 で遮断して黒クイーンにｃ５の地点でチェックさせないようにしてｄポーンを突けるようにするためである。込み入っているが論理的でうまく働く。</p>
<p><b><font color=red>59&#8230;Ra1 60.Bf5! Qf6</font></b></p>
<p>　結局引き分けに終わった（結末は第７章<a href="http://insight.btouch.net/ychess/?p=8512">「がさつなクイーン」</a>を参照）。</p>
<p>（この章続く）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>世界のチェス雑誌から（１７４）</title>
		<link>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10070</link>
		<comments>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10070#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 15 May 2012 23:50:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Yamagishi</dc:creator>
				<category><![CDATA[世界のチェス雑誌から３]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://insight.btouch.net/ychess/?p=10070</guid>
		<description><![CDATA[「Chess Life」2012年2月号(7/8)
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
２０１１年世界少年少女チェス選手権戦（続き）
　ジェフリー・ションは７－２というみごとな成績で大会を終えた。１２歳以下オープン部門で５位に入るには十分だった。それでも昨年の信じられないような９－２という成績と順位判定による２位（同点１位だった）のあとでは少し残念だったに違いない。私は彼の棋風が気に入っている。うまくてきびきびして攻撃的なチェスで研究が行き届いている。彼は年齢別を上がるにつれて毎年のように優勝争いに加わるだろう。次の試合ではジェフリーが決まり切った定跡を外して相手の意表を突いた。黒はたちまち苦境に陥って防御の機会がなかった。
ルイロペス [C77]
ＦＭジェフリー・ション（ＦＩＤＥ２０５６、米国）
ジョシュア・ジョンソン（ＦＩＤＥ１８６２、トリニダードトバゴ）
２０１１年世界少年少女チェス選手権戦第２回戦、２０１１年１１月１９日
　この試合でジェフリーは相手を戦術的に負かした。
1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bb5 a6 4.Ba4 Nf6 5.d4!?

　これは白の仕掛けることのできる多くの「はめ手」っぽい戦術の一つである。
5&#8230;b5
　この手からの黒の成績はひどい。5&#8230;exd4!? 6.e5 Ne4 7.O-O Be7 8.Nxd4 Nxd4 9.Qxd4 Nc5

なら実戦の進行よりも安全でずっと良かった。
6.Bb3 exd4 7.e5 Ng4 8.O-O Be7 9.Bf4

9&#8230;Bb7
　9&#8230;h5!? は 10.c3 g5 11.Bd2 Ngxe5 12.Nxe5 Nxe5 13.cxd4 Nc6 14.Qf3

となって、黒キングが安全でないので白に代償がある。
10.Bd5 Qb8 11.Bxc6 dxc6 12.Nxd4

　既に黒は大苦戦である。
12&#8230;Nh6 13.Bxh6 gxh6 14.e6 c5 15.exf7+ Kf8 16.Ne6+ Kxf7 17.Nxc5!

　黒キングを裸にしポーンを取り返した。
17&#8230;Rg8 18.Nxb7 Qxb7 19.g3

　この受けで黒は攻撃にも防御にも希望がなくなった。
19&#8230;Rg5 20.Nd2 Bf6 21.c3 Rd8 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><font color=red><b><big>「Chess Life」2012年2月号</big></b></font>(7/8)</p>
<p><font color=blue>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</font></p>
<p><b><big>２０１１年世界少年少女チェス選手権戦</big></b>（続き）</p>
<p>　ジェフリー・ションは７－２というみごとな成績で大会を終えた。１２歳以下オープン部門で５位に入るには十分だった。それでも昨年の信じられないような９－２という成績と順位判定による２位（同点１位だった）のあとでは少し残念だったに違いない。私は彼の棋風が気に入っている。うまくてきびきびして攻撃的なチェスで研究が行き届いている。彼は年齢別を上がるにつれて毎年のように優勝争いに加わるだろう。次の試合ではジェフリーが決まり切った定跡を外して相手の意表を突いた。黒はたちまち苦境に陥って防御の機会がなかった。</p>
<p><b>ルイロペス [C77]<br />
ＦＭジェフリー・ション（ＦＩＤＥ２０５６、米国）<br />
ジョシュア・ジョンソン（ＦＩＤＥ１８６２、トリニダードトバゴ）<br />
２０１１年世界少年少女チェス選手権戦第２回戦、２０１１年１１月１９日</b></p>
<p>　この試合でジェフリーは相手を戦術的に負かした。</p>
<p><b><font color=red>1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bb5 a6 4.Ba4 Nf6 5.d4!?</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YCM174A.jpg" alt="" title="YCM174A" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10068" /></p>
<p>　これは白の仕掛けることのできる多くの「はめ手」っぽい戦術の一つである。</p>
<p><b><font color=red>5&#8230;b5</font></b></p>
<p>　この手からの黒の成績はひどい。5&#8230;exd4!? 6.e5 Ne4 7.O-O Be7 8.Nxd4 Nxd4 9.Qxd4 Nc5<br />
<img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YCM174B.jpg" alt="" title="YCM174B" width="130" height="130" class="alignnone size-full wp-image-10069" /><br />
なら実戦の進行よりも安全でずっと良かった。</p>
<p><b><font color=red>6.Bb3 exd4 7.e5 Ng4 8.O-O Be7 9.Bf4</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YCM174C.jpg" alt="" title="YCM174C" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10071" /></p>
<p><b><font color=red>9&#8230;Bb7</font></b></p>
<p>　9&#8230;h5!? は 10.c3 g5 11.Bd2 Ngxe5 12.Nxe5 Nxe5 13.cxd4 Nc6 14.Qf3<br />
<img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YCM174D.jpg" alt="" title="YCM174D" width="130" height="130" class="alignnone size-full wp-image-10072" /><br />
となって、黒キングが安全でないので白に代償がある。</p>
<p><b><font color=red>10.Bd5 Qb8 11.Bxc6 dxc6 12.Nxd4</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YCM174E.jpg" alt="" title="YCM174E" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10073" /></p>
<p>　既に黒は大苦戦である。</p>
<p><b><font color=red>12&#8230;Nh6 13.Bxh6 gxh6 14.e6 c5 15.exf7+ Kf8 16.Ne6+ Kxf7 17.Nxc5!</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YCM174F.jpg" alt="" title="YCM174F" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10074" /></p>
<p>　黒キングを裸にしポーンを取り返した。</p>
<p><b><font color=red>17&#8230;Rg8 18.Nxb7 Qxb7 19.g3</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YCM174G.jpg" alt="" title="YCM174G" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10075" /></p>
<p>　この受けで黒は攻撃にも防御にも希望がなくなった。</p>
<p><b><font color=red>19&#8230;Rg5 20.Nd2 Bf6 21.c3 Rd8 22.Qc2 Rg6 23.Rad1 Qc8 24.Ne4 Rdg8 25.a4 h5 26.axb5 h4 27.bxa6 h3 28.Qd3 Be7 29.a7 Kg7 30.Qd7 Qf8 31.a8=Q!</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YCM174H.jpg" alt="" title="YCM174H" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10076" /></p>
<p>　このそらしの手筋でビショップが取れ勝ちが決まる。</p>
<p><b><font color=red>31&#8230;Qf3 32.Qxe7+ Kh8 33.Ng5 黒投了</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YCM174I.jpg" alt="" title="YCM174I" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10077" /></p>
<p><font color=blue>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</font></p>
<p>（この号続く）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://insight.btouch.net/ychess/?feed=rss2&amp;p=10070</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>フィッシャーのチェス（２０６）</title>
		<link>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10065</link>
		<comments>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10065#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 15 May 2012 23:30:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Yamagishi</dc:creator>
				<category><![CDATA[フィッシャーのチェス]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://insight.btouch.net/ychess/?p=10065</guid>
		<description><![CDATA[第４部　手筋（続き）
第１９章　防御のために（続き）
　有名な試合でフィッシャーは深遠な防御戦略を教えられた。この試合の教訓は本書の色々な章で取り上げられている。
ケレス対フィッシャー
キュラソー、１９６２年
　26.Qe6
26&#8230;Nd5?
　この手のために白は相手の手を制限する捌きの好手を指して中盤での破局を救うことができた。ケレスはビショップをｃ６の地点に置くことにより黒の大駒を働かなくさせることができる。フィッシャーは 26&#8230;Nf5 で決まりをつけることができた。そのとき白駒は &#8230;Ng3 の狙いのために動きが束縛される。例えば 27.Nh2 Be3+ 28.Kh1 Ng3# である。
27.Nh2! Ne3 28.Bc6!
（この章続く）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b><big>第４部　手筋</big></b>（続き）</p>
<p><b><big>第１９章　防御のために</big></b>（続き）</p>
<p>　有名な試合でフィッシャーは深遠な防御戦略を教えられた。この試合の教訓は本書の色々な章で取り上げられている。</p>
<p>ケレス対フィッシャー<br />
キュラソー、１９６２年<br />
<img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YFC217.jpg" alt="" title="YFC217" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10064" />　26.Qe6</p>
<p><b><font color=red>26&#8230;Nd5?</font></b></p>
<p>　この手のために白は相手の手を制限する捌きの好手を指して中盤での破局を救うことができた。ケレスはビショップをｃ６の地点に置くことにより黒の大駒を働かなくさせることができる。フィッシャーは 26&#8230;Nf5 で決まりをつけることができた。そのとき白駒は &#8230;Ng3 の狙いのために動きが束縛される。例えば 27.Nh2 Be3+ 28.Kh1 Ng3# である。</p>
<p><b><font color=red>27.Nh2! Ne3 28.Bc6!</font></b></p>
<p>（この章続く）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://insight.btouch.net/ychess/?feed=rss2&amp;p=10065</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>フィッシャーのチェス（２０５）</title>
		<link>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10061</link>
		<comments>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10061#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 14 May 2012 23:29:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Yamagishi</dc:creator>
				<category><![CDATA[フィッシャーのチェス]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://insight.btouch.net/ychess/?p=10061</guid>
		<description><![CDATA[第４部　手筋（続き）
第１９章　防御のために（続き）
　両当たりに対する防御手段の一つは攻撃されている駒の一方で他方を守ることである。別の方法は相手の手筋に「乗って」それが単純化の単なる１手段にすぎないことを示すことである。
フィッシャー対ギテスク
ライプツィヒ、１９６０年
　27&#8230;e4
28.Rxe4!
　フィッシャーはポーンをひったくり、それが収局で勝つための最も容易な手段であることを証明する。28&#8230;Bc6 のあと一方のルークで他方を守り（29.Ree7）、ルーク収局は楽に勝ちになる。
（この章続く）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b><big>第４部　手筋</big></b>（続き）</p>
<p><b><big>第１９章　防御のために</big></b>（続き）</p>
<p>　両当たりに対する防御手段の一つは攻撃されている駒の一方で他方を守ることである。別の方法は相手の手筋に「乗って」それが単純化の単なる１手段にすぎないことを示すことである。</p>
<p>フィッシャー対ギテスク<br />
ライプツィヒ、１９６０年<br />
<img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YFC216.jpg" alt="" title="YFC216" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10060" />　27&#8230;e4</p>
<p><b><font color=red>28.Rxe4!</font></b></p>
<p>　フィッシャーはポーンをひったくり、それが収局で勝つための最も容易な手段であることを証明する。28&#8230;Bc6 のあと一方のルークで他方を守り（29.Ree7）、ルーク収局は楽に勝ちになる。</p>
<p>（この章続く）</p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://insight.btouch.net/ychess/?feed=rss2&amp;p=10061</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>ポルガーの定跡指南（２５）</title>
		<link>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10052</link>
		<comments>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10052#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 14 May 2012 00:32:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Yamagishi</dc:creator>
				<category><![CDATA[ポルガーの定跡指南]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://insight.btouch.net/ychess/?p=10052</guid>
		<description><![CDATA[「Chess Life」2003年8月号(2/2)
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ポルガーの定跡指南
ＧＭスーザン・ポルガー
オランダ防御現代レニングラード戦法の 7&#8230;Qe8（続き）
戦型３　8.d5

　この手の意図は黒が &#8230;e7-e5 と突いてきたらアンパッサンで取ることである。
8&#8230;Na6
　他には 8&#8230;a5 と突く手も面白い。
9.Rb1
　9.Nd4 も当然考えられる手で（e2-e4 で中央から突っかける準備）、9&#8230;Bd7（9&#8230;Nc5 なら 10.b4）10.e4 fxe4 11.Nxe4 Nxe4 12.Bxe4 Nc5 13.Bg2 a5 14.Bg5 Qf7 15.Qd2 のあと 15&#8230;e5 16.dxe6e.p. Nxe6 17.Nxe6 Bxe6 なら互角のようである。
　数年前ニュージーランドで指した次の試合には個人的に楽しい思い出がある。9.Be3 Bd7 10.Qd2 Ng4 11.Bf4 Nc5 12.h3 Nf6 13.Nd4 c6 14.Rac1 Nce4 15.Nxe4 Nxe4 16.Bxe4 fxe4 17.Kg2 Qf7 18.dxc6 bxc6 19.Bh6 c5 20.Bxg7 Kxg7 21.Nb3 Qe6 22.Rh1

22&#8230;Rxf2+! 23.Kxf2 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><font color=red><b><big>「Chess Life」2003年8月号</big></b></font>(2/2)</p>
<p><font color=blue>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</font></p>
<p><b><big>ポルガーの定跡指南</big></b></p>
<p><b>ＧＭスーザン・ポルガー</b></p>
<p><b><big>オランダ防御現代レニングラード戦法の 7&#8230;Qe8</big></b>（続き）</p>
<p><b><font color=red>戦型３　8.d5</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YPO025A.jpg" alt="" title="YPO025A" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10057" /></p>
<p>　この手の意図は黒が &#8230;e7-e5 と突いてきたらアンパッサンで取ることである。</p>
<p><b><font color=red>8&#8230;Na6</font></b></p>
<p>　他には 8&#8230;a5 と突く手も面白い。</p>
<p><b><font color=red>9.Rb1</font></b></p>
<p>　9.Nd4 も当然考えられる手で（e2-e4 で中央から突っかける準備）、9&#8230;Bd7（9&#8230;Nc5 なら 10.b4）10.e4 fxe4 11.Nxe4 Nxe4 12.Bxe4 Nc5 13.Bg2 a5 14.Bg5 Qf7 15.Qd2 のあと 15&#8230;e5 16.dxe6e.p. Nxe6 17.Nxe6 Bxe6 なら互角のようである。</p>
<p>　数年前ニュージーランドで指した次の試合には個人的に楽しい思い出がある。9.Be3 Bd7 10.Qd2 Ng4 11.Bf4 Nc5 12.h3 Nf6 13.Nd4 c6 14.Rac1 Nce4 15.Nxe4 Nxe4 16.Bxe4 fxe4 17.Kg2 Qf7 18.dxc6 bxc6 19.Bh6 c5 20.Bxg7 Kxg7 21.Nb3 Qe6 22.Rh1</p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YPO025B.jpg" alt="" title="YPO025B" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10050" /></p>
<p>22&#8230;Rxf2+! 23.Kxf2 e3+ 24.Qxe3 Rf8+ 25.Qf3 Bc6 26.Qxf8+ Kxf8 27.Rhf1 Ke8 28.Rc3 Qf5+ 29.Ke1 Qb1+ 30.Kf2 Qf5+ 31.Ke1 Qxh3 32,Nd2 Bg2 33.Rf2 Qh1+ 34.Nf1 h5 35.e3 Bxf1 36.Rxf1 Qg2 37.Rb3 Qxg3+ ４６手目で相手が投了した（カー対ポルガー、ウェリントン、１９８８年）。</p>
<p><b><font color=red>9&#8230;Bd7 10.b4 c5 11.dxc6e.p.</font></b></p>
<p>　11.bxc5 と取るのは戦略的に間違っている。というのは 11&#8230;Nxc5 と取られて黒ナイトがｃ５の地点に絶好の拠点を得ると共に白の出遅れｃポーンをうまく押さえることになるからである。</p>
<p><b><font color=red>11&#8230;bxc6</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YPO025C.jpg" alt="" title="YPO025C" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10051" /></p>
<p>　クラムニク対マラニウク戦（モスクワオリンピアード、１９９４年）では 11&#8230;Bxc6 12.Qb3!（一見当然の 12.b5?! は 12&#8230;Bxf3 13.Bxf3 Nc5 14.Be3 Rc8 で黒陣が堅固である）12&#8230;Ne4 13.Bb2 で白が優勢だった。</p>
<p><b><font color=red>12.b5</font></b></p>
<p>　12.Nd4 なら黒は面白いけれどいくらか危険な捨て駒の 12&#8230;Nxb4 13.Rxb4 c5 を敢行することができる。しかしそれよりも 12&#8230;Rb8 または 12&#8230;Rc8 と指す方が安全である。白のもっとおとなしい 12.a3 には黒は 12&#8230;Nc7 13.Bb2 Ne6 14.Na4 c5 15.b5 f4 16.Nc3 g5 と指して攻撃の可能性に恵まれた（アンツネス対Ｍ．グレビッチ、１９９４年）。</p>
<p><b><font color=red>12&#8230;cxb5</font></b></p>
<p>　取らずに 12&#8230;Nc5 と指すこともできる。</p>
<p><b><font color=red>13.cxb5 Nc5 14.a4</font></b></p>
<p>　代わりに 14.Nd4 は 14&#8230;Nfe4 15.Nxe4 Nxe4 16.a4 Qf7 となってどちらも指せる分かれである。</p>
<p><b><font color=red>14&#8230;Rc8 15.Bb2 a6 16.Nd4 axb5 17.axb5 Nfe4</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YPO025D.jpg" alt="" title="YPO025D" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10053" /></p>
<p>　形勢は互角である（グリーンフェルド対マラニウク、１９９３年）。</p>
<p><b><font color=red>戦型４　1.d4 f5 2.g3 Nf6 3.Bg2 g6 4.Nh3</font></b></p>
<p>　この変わったナイトの展開方法は 4.Nf3 と比較した差異を黒が無視すると困難に見舞われることになる。ここでの白の着想は黒が通常どおり &#8230;Bg7、&#8230;O-O そして &#8230;d7-d6 と指した場合黒陣にできるｅ６の地点の弱点に（白のｄ５のポーンをさらに強化しながら）つけ込むことである。早く h2-h4 と突いて直接攻撃するもっと過激なやり方はこのあとの実戦例に出てくる。</p>
<p><b><font color=red>4&#8230;Bg7</font></b></p>
<p>　意外なことに &#8230;e7-e5 で解放する作戦を急ぐためには、次のように黒の黒枡ビショップの展開を遅らせる方が良いようである。4&#8230;d6 5.Nf4 c6 6.h4 e5 7.dxe5 dxe5 8.Qxd8+ Kxd8 9.Nd3 Nbd7 10.Bg5 Be7!</p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YPO025E.jpg" alt="" title="YPO025E" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10054" /></p>
<p>ここに違いが出る。11.Nd2 e4 12.Nf4 Ne5（エインゴルン対ドルマトフ、１９９０年）</p>
<p><b><font color=red>5.Nf4</font></b></p>
<p><img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YPO025F.jpg" alt="" title="YPO025F" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10055" /></p>
<p><b><font color=red>5&#8230;O-O</font></b></p>
<p>　5&#8230;c6 なら 6.h4 d6 7.Nc3 e5 8.dxe5 dxe5 9.Qxd8+ Kxd8 10.Nd3 Nbd7 11.e4 Re8 12.Bg5 h6 13.Bd2 Nb6 14.O-O-O で白が収局で少しだが着実に優勢になる（スミスロフ対オル、１９９３年）。</p>
<p><b><font color=red>6.h4 d6 7.c3 c6 8.Qb3+ d5 9.h5 g5 10.h6 Bh8 11.Nd3 g4 12.Bf4 Nbd7 13.Nd2 e6 14.f3 Qe7 15.Qb4 Qf7 16.Bd6 Rd8 17.O-O-O b6? 18.Ne5! Nxe5 19.dxe5 Ne8 20.Qf4 Ba6 21.Ba3 Qg6 22.fxg4 Bxe2 23.gxf5 exf5 24.Bh3 Bg4 25.Nf3 Bxf3 26.Bxf5 Bxe5 27.Be6+ 黒投了</font></b>（サフチェンコ対マラニウク、１９８９年）</p>
<p><b><big>結論</big></b></p>
<p>　現代レニングラード戦法は攻撃的で戦術派の選手にとっては黒番に向いた布局である。黒は勝ちを求めて指すことができ、相手が予期していないときは特にそうである。得意戦法の一つにこの布局を取り入れるつもりならばもっと深く学び研究することをお勧めする。</p>
<p><font color=blue>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</font></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://insight.btouch.net/ychess/?feed=rss2&amp;p=10052</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>フィッシャーのチェス（２０４）</title>
		<link>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10046</link>
		<comments>http://insight.btouch.net/ychess/?p=10046#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 14 May 2012 00:00:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Yamagishi</dc:creator>
				<category><![CDATA[フィッシャーのチェス]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://insight.btouch.net/ychess/?p=10046</guid>
		<description><![CDATA[第４部　手筋（続き）
第１９章　防御のために（続き）
　フィッシャーは戦力得できるならばいつも自分のキングのかなりの危険も省みなかった。次の局面ではクイーンの代わりに３駒を得て相手の攻撃をはねつけた。
ペレス対フィッシャー
ライプツィヒ、１９６０年
　15.f3
15&#8230;hxg5! 16.hxg5 Bd6 17.Qe1 Ne8 18.Qh4 Kf8 19.Nf5 exf5! 20.Rde1 Qe6!
　そして収局で勝ちを収めた。
（この章続く）
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><b><big>第４部　手筋</big></b>（続き）</p>
<p><b><big>第１９章　防御のために</big></b>（続き）</p>
<p>　フィッシャーは戦力得できるならばいつも自分のキングのかなりの危険も省みなかった。次の局面ではクイーンの代わりに３駒を得て相手の攻撃をはねつけた。</p>
<p>ペレス対フィッシャー<br />
ライプツィヒ、１９６０年<br />
<img src="http://insight.btouch.net/ychess/wp-content/uploads/YFC215.jpg" alt="" title="YFC215" width="162" height="162" class="alignnone size-full wp-image-10045" />　15.f3</p>
<p><b><font color=red>15&#8230;hxg5! 16.hxg5 Bd6 17.Qe1 Ne8 18.Qh4 Kf8 19.Nf5 exf5! 20.Rde1 Qe6!</font></b></p>
<p>　そして収局で勝ちを収めた。</p>
<p>（この章続く）</p>
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